詐欺メールで不正サイトへ誘導する攻撃が発生した。
フィッシング対策協議会は4月23日、クレジットカードのVisaをかたる不正なメールで、受信者を偽サイトに誘導する攻撃が発生したと発表した。
このメールは「Verified by visa critical problem」「Visa Alert」「Visa Account Holder」などの件名で出回っているという。本文には、「カード情報の悪用を避けるために情報を再登録してほしい」といった文言が記され、登録サイトと称するリンクをクリックするよう促す。誘導先のサイトは、個人情報や会員情報などを入力する仕組みになっている。
Visaでは、電子メールで個人情報を尋ねることはないと説明。フィッシング対策協議会は、重要情報の提供を求めるメールに返信したり、不審なサイトにアクセスしたりしないよう注意を呼び掛けている。
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