Twitter熱はなかなか冷めないようだ。菅首相が誕生した時も、早々とTwitterの偽アカウントが登場して話題になった。それだけではない。斉藤徹氏のついに月次訪問者でツイッターがmixiを抜いた!さらにツイート数で米国を逆転か?によると、日本のTwitter利用者人口がmixiを抜いたというのである。
しかし、中には加藤順彦氏「加藤順彦の Pan Asianな視座でいこう」のブログは生きた証と しょこたんは云うで紹介されたように、Twitterを開始したものの、止めてしまった人もいるようだ。
そうかと思えば、今泉大輔氏「シリアルイノベーション」の「3ヶ月間で80人以上の友だちができたよ」報告のように、Twitterを活用してリアルな人脈を広げている人もいる。結局、Twitterとてネットツールにすぎないわけで、使い方次第ということだ。Twitterのビジネス活用については、林雅之氏「『ビジネス2.0』の視点」が、前回に引き続いて、ツイッターとビジネス活用(4)〜人が集まるプラットフォーム、ツイッターとビジネス活用(5)〜ブログとの相乗効果とまとめているので参考にしてほしい。また、伊藤芳浩氏「持続可能な情報社会」の「光の道」対談を読んで(2)-Twitterはソーシャルデバイドを生み出しているのか?-も併せて読んでほしい。
Twitterをビジネスユースで使う人が増えてきた。そんな中、上田修子氏「実践!SixDegree」のいかさまツイッターセミナーにご注意!講師の隣席は10万円也といったものも登場しているようだ。読者も注意してほしい。そもそも、Twitterのフォロワー「数」に、意味はない。大木豊成氏のTwitterのフォロワーが増えて、さてどうする?にあるとおり、何が大事なのかを再確認するべきなのだ。
Twitterをはじめとしたソーシャルサービス上で怪しげなリンクを踏ませようとする行為は、なかなかなくならない。最近は、加藤恭子氏「きょこ コーリング」のfacebook(フェースブック)の怪しいアプリ、リンクに注意といった事例もあるようだ。また、吉田賢治郎氏「けんじろう と コラボろう!」の子どもの(大人も)ネット利用環境を作るときにお勧めのサイトは、なかなか参考になるので、読んでほしい。
個人的にじっくり検討してほしいのが、山口陽平氏「一般システムエンジニアの刻苦勉励」の個人的にはディープパケットインスペクションもありかな、と思うで紹介されているディープパケットインスペクションだ。深く考えずに、目先の利益だけで動くのは止めていただきたいものだ。
iPadの日本発売とともに活気付いている電子書籍だが、リアル書籍はどうだろうか。加藤恭子氏の翔泳社DBマガジン休刊が残念にあるように、またしても休刊が出た。さらに加藤恭子氏のゲゲゲの女房に学ぶ、メディアの変化の乗り切り方?で指摘されるように、メディアは変化する。最終的には、一番パイの大きい分野が成長していくのだろう。大元隆志氏「ASSIOMA」のTwitterのマスメディア化。オールドメディアの衰退、そしてソフトバンクがメディアになる日は訪れるか?では、Twitterがメディア化する一方で、従来のメディアはどのように対抗していくべきかを考察している。
林雅之氏の今週の電子書籍&情報通信政策関連ニュース(2010.5.24〜5.29)にあるように電子書籍関連のニュースが花盛り。ほかにも、電子書籍について複数のエントリーが書かれた。
ブロガー | ブログ | 電子書籍に思うこと |
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上田修子氏 | 「実践!SixDegree」 | 第1回札幌電子書籍勉強会無事終わりました。なんと立ち見も! |
川口健太郎氏 | 「Get ZaaZy! イマジネーションは、ロジックを越える。」 | iBookはもう古い?! タダで電子書籍を読む方法。 iBookを追撃する、次世代のGoogle Book。 |
松尾公也氏 | 「CloseBox and OpenPod」 | 電子出版、iPad 3GのメリットなどについてTwitterに書いたこと(Twilogから) |
欧州でも動きがあった。末岡洋子氏「欧州の視点」の有料化する「The Times」に著名ブロガーが決別宣言で紹介されたように、無料だった電子メディアを有料化するにあたり、著名ブロガーがブログを閉鎖したという。日本でも日経新聞が有料の電子版を始めており、今後の他社の動きも気になるところだ。
最後に、名前に関するエントリーを2本紹介しよう。
まずは岩永慎一氏「THE SHOW MUST GO ON」の自分の名前をネットで検索したこと、ありますか?。実際に検索する人も多いのではないだろうか。
少し驚いたのは、佐々木康彦氏「平凡でもフルーツでもなく、、、」のメールの宛先に“様”がついていないと失礼だと思う人が45%って大杉wというエントリー。ここまで失礼と感じる人がいることに驚いた。仕事関連の相手の場合は、メーラーのアドレス帳に様付きで登録するようにしているが、急な返信などの場合は、差し替えずに出してしまうケースもあって……。この調査結果、読者はどう感じただろうか。
以上、5月27日〜6月2日にかけてオルタナティブ・ブログへ投稿されたエントリーの中から紹介させていただいた。しかし、大量のエントリーから紹介できたのは、ごく一部。本稿からオルタナティブ・ブログに興味を持たれたならば、ぜひほかのエントリーにも目を通してほしい。
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