IntelとMicronがサンプル出荷している新たなフラッシュメモリは、従来技術よりも記録密度とコスト効率が高くなっている。
米Intelと米Micronは8月17日、25ナノメートル(nm)製造プロセスを採用した3ビット/セルのNAND型フラッシュメモリをサンプル出荷開始した。年内に量産を開始する。
1つのセルに3ビットのデータを記録でき、記録容量は64ギガビットで、ダイサイズは131平方ミリ。同じ容量の25nmの2ビット/セルのフラッシュメモリと比べて、20%以上サイズが小さい。従来よりも記録密度が高く、コスト効率が高いフラッシュメモリが実現できるという。フラッシュメモリはUSBメモリやSDカードなど家電分野で使われており、高容量化と低価格化が求められている。
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