ReaderとAcrobatの脆弱性に対処する臨時アップデートは米国時間の11月16日に公開予定だ。
米Adobe Systemsは、ReaderとAcrobatの臨時アップデートを米国時間の11月16日にリリースし、これまでに発覚した深刻なセキュリティ問題に対処すると発表した。
同社によると、16日の更新はWindowsとMacが対象となり、Flash Player関連の脆弱性(Flash Player自体の更新版はリリース済み)や、同社が4日に告知していたReaderの脆弱性を修正する。これらの脆弱性は、Reader/Acrobat 9.4までのバージョンに存在する。
UNIX向けの更新版は11月30日にリリースする予定。Adobeは通常、ReaderとAcrobatのアップデートを3カ月に1度のペースで定期的に公開しているが、今回は深刻な脆弱性が相次いで発覚したため臨時で対処することにした。
次回の定例セキュリティアップデートは2011年2月8日に公開を予定している。
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