東京都中小企業振興公社、Google カレンダーの利用を強化

中小企業を支援する東京都中小企業振興公社は、スケジュール管理ツール「Google カレンダー」の機能を拡張するガジェットを導入し、全社での活用を図る。

» 2011年02月03日 18時18分 公開
[伏見学,ITmedia]

 中小企業に向けて下請取引の紹介などを行う東京都中小企業振興公社は、スケジュール管理ツール「Google カレンダー」の利用を促進し、全社員への導入を図る。取り組みをサポートするフィードパスが2月3日に発表した。

 フィードパスが東京都中小企業振興公社に提供したのはGoogle カレンダーをグループ利用向けに機能拡張するガジェット「feedpath Gadget」。まずはツールに関心の高い公社職員を対象に試験導入を開始しており、近々全社導入に取り掛かる予定だ。

 東京都中小企業振興公社では、運用コストの削減や迷惑メールなどセキュリティ対策を目的に、自社で運用していた大規模向けグループウェアを2010年8月にGoogle Appsに切り替え、メールやスケジュール管理を行ってきた。しかし、以前のグループウェアと比べて動作速度や安定性に課題があったほか、グループ一覧の表示機能がないため他人の予定を共有しづらいといった不満が出ていた。このたび、レスポンスの速さや一覧性の高いグループカレンダー表示機能などを評価し、feedpath Gadgetの導入に踏み切った。

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