複数の宛先にメールを送る際、メンバーに入れ忘れた宛先を指摘したり、宛名違いの可能性を指摘する機能が、Gmail Labsから正式版に昇格した。
米GoogleがGmail Labsで提供してきた宛名ミス防止機能「Got the wrong Bob?(日本では「メールの宛先は正しいですか?」)」と宛名忘れ防止機能「Don't forget Bob(日本では「宛先入れ忘れ防止」)」が4月13日(現地時間)、正式版に昇格した。
「Got the wrong Bob?」は、宛先をインクリメンタルに入力する設定にしている場合に起こりがちなミスである、似た名前の別人へのメール誤配信を防止するための機能。複数の宛先にメールを送信する場合に、よく利用するグループの情報に基づいて正しい宛先かどうかを確認してくる。
「Don't forget Bob」は、メールを複数の宛先にまとめて送信する際、よく一緒に送信している相手のグループの情報に基づいて、抜けている宛先候補を表示する機能だ。
記事執筆現在、まだ日本語版では利用できないようだが、Googleはこれらの機能を数日中に全Gmailユーザーに提供するとしている。
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