日立、XeonプロセッサE7系搭載のブレードサーバを発表北大が採用

日立はハイエンドのブレードサーバBS2000にXeonプロセッサE7系を搭載する。同機種は、北海道大学情報基盤センターが採用する予定だ。

» 2011年05月25日 20時25分 公開
[石森将文,ITmedia]

 日立製作所(以下、日立)は5月25日、ブレードサーバ「BladeSymphony」のハイエンド機種「BS2000」に、インテルのXeonプロセッサE7系を採用すると発表した。5月26日から販売開始する。

 プロセッサの強化により、現行モデルと比べ最大1.3倍の処理性能となる。また16ギガバイトのメモリに対応し、最大メモリ搭載量を1.5テラバイト(現行モデルの1.5倍)に拡張する。なお今回、サーバI/Oの障害を検知するとそれをシステム全体から切り離す「PCIe障害閉塞機能」を追加し、障害発生時の可用性を高めた。

 新しいBS2000は、北海道大学情報基盤センターが2011年11月の運用開始を予定している「北海道大学アカデミッククラウド」で採用される見込み。同大内に散在するアプリケーションサーバやWebサーバを集約し、研究者向けのキャンパスクラウドとして利用するという。

 価格は199万5000円(税込み)から。2011年6月30日の提供開始を予定する。

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