米ネットユーザーの24%はSkypeなどのIP電話を利用している――Pew Internet調査

2007年には米ネットユーザーの8%だったIP電話利用者が、今回の調査では24%に増加した。

» 2011年05月31日 10時25分 公開
[佐藤由紀子,ITmedia]

 非営利調査機関の米Pew Internet & American Life Projectは5月30日(現地時間)、米国におけるIP電話利用に関する調査結果を発表した。米国在住の成人の19%に当たる成人インターネットユーザーの24%が、IP電話を利用したことがあるという。

 インターネットユーザーの5%は毎日IP電話を利用している。

 2007年2月に同様の調査を行った際は、IP電話利用者はネットユーザーの8%で、毎日利用するのは2%だった。

 スマートフォンでのテレビ電話機能の普及も、IP電話利用を促進しているとPew Internetはみている。調査対象となった携帯電話ユーザーの7%が、端末でのテレビ電話やオンラインチャット機能を利用していた。

 この調査は、2011年4月26日〜5月22日に米国在住の18歳以上の2277人を対象に電話で実施した。そのうち755人が携帯電話での回答だった。質問は「SkypeやVonageといったサービスを使ってインターネットで電話をかけたことがありますか?」というもので、質問で具体的なサービス名を使ったのは初めてだったとしている。

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