シスコ、バックプレーン容量を3倍に高めたCatalyst 6500シリーズを発表

Catalyst 6500シリーズの最新版製品ではパフォーマンスの向上や新サービスへの対応を図る「Supervisor Engine 2T」を搭載する。

» 2011年09月05日 14時43分 公開
[ITmedia]

 シスコシステムズは9月5日、コアスイッチ「Cisco Catalyst 6500シリーズ」の最新版製品を発表した。バックプレーン容量を従来の3倍に向上させ、新サービスへの対応を図るための「Supervisor Engine 2T」を搭載している。

 同製品では、1スロット当たり80Gbpsの通信が可能になり、バックプレーン容量も従来の720Gbpsから2テラbpsと3倍に増加した。同機1台で最大1万台のモバイルデバイスもサポートする。ソフトウェアのCisco IOSでは200種類以上の新機能が追加され、セキュリティ面ではイーサネット通信を暗号化するMACsecやセキュリティグループタグやセキュリティグループ アクセスコントロールリストなどに対応した。

 また、LANやWANを仮想的に統合するVPLSや、IPv4およびIPv6、マルチキャスト、MPLSなどを統合管理する「Flexible NetFlow」「Sampled NetFlow」の機能もサポート。製品は既に出荷を開始している。

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