英国の警備保障会社、富士通の業務システム基盤を採用

警備保障会社の英G4Sは、7年契約で業務システム基盤を富士通のデータセンターへ移行する。

» 2011年10月14日 15時42分 公開
[ITmedia]

 警備保障会社の英G4Sは、業務システム基盤を富士通のデータセンターへ移行する。システムおよびサポートに関する契約期間は7年間で、契約金額は3290万ポンド(約39億7760万円)としている。

 具体的には、G4Sの業務システムとそのデータを、富士通データセンターへ移行してICT環境を改善しながら運用コストの低減を図るほか、英国ウェイクフィールド市にある富士通のサービスセンターからのヘルプデスクサービスを利用する。

 G4Sのサーバとストレージは、被災時の事業継続を考慮して、富士通の2カ所のデータセンターに設置し二重構成としたほか、3500台のPCをWindows7に移行し、CitrixとAppSenseの先端技術を活用して仮想化デスクトップ環境を整備し、1万500名のEメールユーザーが遠隔地からスムーズにアプリケーションを利用できるようにする。

 今回の契約は、G4SのビジネスユニットであるキャッシュソリューションズUK、セキュアソリューションズUKグループ全体、および、英国とアイルランド地域の経営チームを対象にしており、2012年3月1日からサービスを開始する予定。

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