テンプレートを利用して設定などの一括配備や、マルチテナント環境では個別のテナント単位で管理ができる機能などを提供する。
富士通は11月16日、プライベートクラウド基盤向け運用管理ソフトウェア製品の最新版「ServerView Resource Orchestrator V3」を発売した。
同製品は、物理・仮想が混在した多階層システムを用意されたテンプレートを使って一括で自動配備する機能を持つ。サーバやストレージ、ネットワーク機器、ファイアウォールなどを自動で設定する。
また複数の顧客や部門間で共有するマルチテナント型のプライベートクラウド環境では、ファイアウォールを利用して、リソースをシングルテナント単位に分離させることができる。これによりセキュリティを強化できるとしている。
製品概要と価格は以下の通り
製品名 | 標準価格(税別) | 概要 |
---|---|---|
ServerView Resource Orchestrator Express V3 | サーバライセンス5万円 | 部門ごとに分散したサーバを集約して一元管理 |
ServerView Resource Orchestrator Virtual Edition V3 | サーバライセンス18万円から | サーバの容易な拡張と可用性の実現 |
ServerView Resource Orchestrator Cloud Edition V3 | サーバライセンス23万円から | 新規業務や業務変更に速やかに対応し、ICTリソースを有効活用 |
ServerView Resource Orchestrator DRオプション V3 | サーバライセンス56万円 | 災害時にプライベートクラウド環境の運用サイトの状態(定義)を待機サイトに展開し、継続運用 |
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