日本IBM、クラウド型のストレージ運用サービスを発表

使用するストレージ容量を効率的に変更できるクラウド型ストレージ運用サービスを日本IBMが発表した。

» 2011年12月06日 15時45分 公開
[ITmedia]

 日本IBMは12月6日、クラウド型のストレージ運用サービス「IBM Smart Business Cloud ストレージ・マネジメント・サービス(SMS)」を発表した。データのアクセス頻度に応じて容量を効率的に変更できるのが特徴だという。

 SMSは、日本IBMのデータセンターに用意されたストレージを、仮想化技術によって複数のユーザーが共用するというもの。最短1週間でストレージ資源を用意あるいは変更でき、ディスク全体ではなく100ギガバイト単位での容量追加も可能だ。使用量に応じた従量課金で、1カ月単位で利用できる。

 ストレージの使用量や処理能力などに応じ、「Tier1」「Tier2」「Tier3」の3種類のサービスを提供する。Tier1は、高い処理能力が求められるDBサーバや大規模メールサーバなどに適したサービス、Tier2は、中程度の処理能力が求められるファイルサーバなどに適したサービス、Tier3は、パフォーマンスを求めないバックアップや大量画像の保管などに適したサービスと位置付けている。

 2012年4月から全面的に提供開始する予定。料金は個別見積もり。

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