Microsoft、「Windows 8 Consumer Preview」を一般に向けて公開

一般ユーザーが初めて触れることになるMicrosoftの次期OSプレビュー版が公開され、システム要件なども明らかになった。

» 2012年03月01日 06時56分 公開
[佐藤由紀子,ITmedia]

 米Microsoftは2月29日(現地時間)、次期OSの一般向けプレビュー版「Windows 8 Consumer Preview」を公開した。日本語版を含む各国版が無料でダウンロードできる。

 Windows Phoneの画面に似たタイル状のスタート画面やMetroスタイルのユーザーインタフェースなど、従来のWindowsとは見た目も大きく変わった。

 start スタート画面(英語版)

 同プレビュー版には、Webブラウザの次期版「Internet Explorer 10」のプレビュー版も含まれる。

 ie10

 昨年9月に公開され、累計300万本ダウンロードされた「Developer Preview」から幾つか変更が加えられ、より安定性が増したという。Microsoftはプレビュー版を使うことのリスクを把握してからインストールするよう一般ユーザーに勧めている。

 Consumer Preview版のシステム要件は以下の通り。現行OS「Windows 7」が動作するPCでなら動作する。

  • プロセッサ:1GHz以上
  • RAM:1Gバイト(32ビット)または2Gバイト(64ビット)
  • HDDの空き領域:16Gバイト(32ビット)または20Gバイト(64ビット)
  • グラフィックスカード:Microsoft DirectX 9以上のグラフィックスデバイス
  • タッチ機能を利用するには、マルチタッチ対応ディスプレイが必要
  • Windows Storeを利用するには、ネット接続と画面解像度1024×768以上のディスプレイ
  • アプリのスナップ(Metroスタイルアプリを横に並べること)には画面解像度1366×768以上

 新機能については、Microsoftが公開したページで日本語の説明を読める。Windows 8 Consumer Previewに関する日本語の「よく寄せられる質問」ページも公開されている。

 Windows 8の正式版は、2012年中に公開されるとみられている。

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