米Microsoftは2月17日(現地時間)、次期OS「Windows 8(コードネーム)」のロゴを発表した。歴代の旗のようなデザインではなく、“Metroスタイルのコンセプトを取り入れた”シンプルなものになった。
デザインは、日産や米United Airlines、米Citigroupなどのロゴデザインを手掛けた英Pentagramが担当した。
MicrosoftはWindowsのロゴを、Windows 1.0の2色のシンプルなものから、PCの性能向上で高精細画像が表示できるようになるのに合わせて立体的なものに進化させてきた。その結果、最初は製品名のWindows(窓)を表していたロゴが、旗のようになってしまったという。
Windows 8のロゴでは基本に立ち返り、窓に戻した。立体感や陰影を排除したのは、Metroスタイルの本質である「完全にデジタル」であることを表現するためだとしている。タイル状になっているところも、Metroのユーザーインタフェースを想起させる。また、ユーザーがデスクトップの背景色を変えると、それに合わせてロゴの色が変わるようにしたという。
なお、Microsoftはまだ次期OSの正式名称をWindows 8にすると正式には発表していない。同OSのコンシューマープレビュー版は2月29日に公開される予定で、正式版は第3四半期(7〜9月)公開とみられている。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
Special
PR