スマホがけん引 2011年の国内携帯出荷台数は前年比5%増 IDC

IDC Japanは2011年の携帯電話の国内出荷台数などを発表した。

» 2012年03月08日 15時18分 公開
[ITmedia]

 IT調査会社のIDC Japanは3月8日、2011年の携帯電話の国内出荷台数を発表した。前年比5.0%増の3796万台だった。

2011年 国内携帯電話出荷台数 ベンダー別シェア(出典:IDC Japan) 2011年 国内携帯電話出荷台数 ベンダー別シェア(出典:IDC Japan)

 出荷台数の増加要因としてIDCはスマートフォンの需要拡大を挙げる。2011年通年のスマートフォン出荷台数は、前年比261.9%増の2010万台となったほか、2011年第4四半期(10〜12月)においても、スマートフォンの出荷比率が全体の64.7%に上り、米Appleのモバイル端末「iPhone 4S」が国内市場で初のシェア第1位(26.6%)を獲得している。なお、第4四半期の出荷台数は前年同期比15.2%増の1065万台で、2四半期連続で1000万台超の出荷台数となった。

 2011年全体の携帯電話市場シェアに関しては、シャープが20%のシェアを獲得して1位となり、富士通東芝(18.8%)、Apple(14.2%)が続いた。

関連キーワード

IDC | 携帯電話市場


Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

注目のテーマ