IDC Japanは2011年の携帯電話の国内出荷台数などを発表した。
IT調査会社のIDC Japanは3月8日、2011年の携帯電話の国内出荷台数を発表した。前年比5.0%増の3796万台だった。
出荷台数の増加要因としてIDCはスマートフォンの需要拡大を挙げる。2011年通年のスマートフォン出荷台数は、前年比261.9%増の2010万台となったほか、2011年第4四半期(10〜12月)においても、スマートフォンの出荷比率が全体の64.7%に上り、米Appleのモバイル端末「iPhone 4S」が国内市場で初のシェア第1位(26.6%)を獲得している。なお、第4四半期の出荷台数は前年同期比15.2%増の1065万台で、2四半期連続で1000万台超の出荷台数となった。
2011年全体の携帯電話市場シェアに関しては、シャープが20%のシェアを獲得して1位となり、富士通東芝(18.8%)、Apple(14.2%)が続いた。
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