ありえないことしてみたい！――うるう日にまつわるエトセトラ：オルタナブログ通信（2/2 ページ）

[森川拓男，ITmedia]

歩くだけで寄付できる？

　iPhoneアプリで「いつでも・どこからでも」身近に社会貢献に参加することができる仕組みはとても良いと思います。

　歩くだけで寄付ができるiPhoneアプリ「CauseWalker」：もうひとつのソーシャルを考える

　数年前から筆者は健康のために歩くように心掛けている。ウォーキングの励みともなるのがヘルスカウンター（歩数計）だ。自分の歩数などが分かり、「もっと歩いてみよう」と思うきっかけになる。いまでは携帯電話にも歩数計が組み込まれるようになり、歩行時間に消費カロリー、脂肪燃焼量も記録される。携帯電話ならば外出時に常に持ち歩くので、あらためて歩数計を持たなくていいところが便利である。

　そこで気になったのが、佐々木泰氏「もうひとつのソーシャルを考える」の歩くだけで寄付ができるiPhoneアプリ「CauseWalker」というエントリーだ。「CauseWalkerは、加速度センサーを用いた歩数計で歩いた量を記録する寄付アプリ」であり、「まず参加する（寄付をする）プロジェクトを選択し、そして実際に歩く前に」「『Walk』ボタンを押すとCauseWalkerの万歩計の機能が起動し、1000歩ごとにユーザーには2ポイント（1ポイントは1円相当）が付与され、1回で最大20ポイントまでの寄付を行なうことができ」るという。

　「iPhoneアプリで『いつでも・どこからでも』身近に社会貢献に参加することができる仕組みはとても良い」と筆者も思った。「Causewalkerの加速度センサーはバックグラウンドで動かず、他のアプリを使うとCausewalkerは止まってしまうなど、技術面での課題もすでにある」そうだが、これからどのように進化していくか注目していきたい。

緊急地震速報とTwitter

　今朝方、というか夜中に緊急地震警報が鳴った。すわ東京直下の大地震かと思いびっくり。

　やっぱりTwitterかと思ったこと：むささびの視線

　谷川耕一氏「むささびの視線」のやっぱりTwitterかと思ったことで書かれたように、2月28日深夜「緊急地震警報が鳴った」。筆者はPCに向かっていたが、緊急地震速報に連動したソフトが急に立ち上がって驚きテレビを付けた――だが、テレビ画面には緊急地震速報の表示が大きく出ているのに一向に揺れる感じが来ない。

　谷川氏は「手元にあったiPadでTwitterに接続」し、「TLの反応を追うと、どこも揺れを感じていない模様」を確認。「水戸に住んでいる友人も、揺れなかったというつぶやきをしているのを見て、一安心した」という。

　「テレビは、緊急地震速報が出ても表示だけで、その後ろで番組は普通に進行しているのがなんとも奇妙な雰囲気だった」と筆者も感じた。谷川氏は、「情報入手の速さは、やっぱりTwitterだったかとあらためて感じ」たという。

　東日本大震災から1年たつ。「いまいちど、緊急時にどうしたらいいかの行動確認」をしておきたいものである。

　以上、2月23〜29日にかけてオルタナティブ・ブログへ投稿されたエントリーの中から、筆者が気になったものをいくつか選んで紹介させていただいた。本稿からオルタナティブ・ブログに興味を持たれたならば、ぜひほかのエントリーにも目を通していただきたい。どこから読めばいいか分からないという読者は、オルタナティブ・ブログの歩き方というナビゲーションページも、活用していただきたい。

　オルタナティブ・ブログを読むには、大きく分けて2つの方法がある。エントリーを個別に読む方法と、ブロガーごとに読む方法だ。

　エントリーを個別に読みたい人は、新着エントリー一覧をチェックするといい。フィード配信もされており、モバイルツールなどを活用して出先からでも気軽に読むことができる。アクセスランキングで上位エントリーも読むのもいいだろう。

　ブロガー別に読んでみたい人は、ブロガー一覧や新規参加ブロガーをチェック。顔写真“のみ”一覧は、なかなか壮観だ。また、いま注目されているブロガーを知りたい場合は、月間ブロガーベスト30を見れば一目瞭然だ。TwitterやFacebookなどのアカウントを公開しているブロガーも多いので、気軽にフォローしてみよう。

　このほか、オルタナブロガーのインタビュー、座談会、執筆記事もまとめられているので、ブログ以外のブロガーの姿も見てもらいたい。

　オルタナティブ・ブログから、ITの今を知る新たな発見があるはずだ。

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