国立遺伝学研究所、DNA情報の提供基盤を刷新導入事例

日本HPの最新鋭サーバ「HP ProLiant Gen8」など350台以上のサーバシステムを導入した。

» 2012年04月18日 11時48分 公開
[ITmedia]

 情報・システム研究機構 国立遺伝学研究所が、国際塩基配列データベース「日本DNAデータバンク」(DDBJ)とデータの検索や解析のためのスーパーコンピューターシステムに、日本ヒューレット・パッカード(日本HP)の最新鋭サーバを採用した。日本HPが4月18日に発表した。

 国立遺伝学研究所が導入するのは、288台の「HP ProLiant SL230s Gen8」と64台の「HP ProLiant SL250s Gen8」、2台の「HP ProLiant DL980 G7」およびInfiniband対応ネットワーク製品などで構成されるシステム。HP ProLiant Gen8は3月下旬に発売されたばかりで、同製品のユーザー導入は国内初という。

 日本HPは、「国内外の研究者に対しさまざまな実験処理とビッグデータ解析など多様化する研究基盤の実現を支援する」とコメント。国立遺伝学研究所は、「ペタバイトスケールのデータを高速に処理し、さらに多様な解析需要を満たす最新鋭スーパーコンピュータの導入を検討し、HP ProLiant SL230s Gen8を中心としたクラスタ型スーパーコンピュータが最適であると判断した」と述べている。

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