富士通、製造業向け生産管理ERPに分析機能の強化版を追加

富士通は、Microsoft SQL Server 2012に対応した「glovia G2」を発売した。

» 2012年05月16日 16時53分 公開
[ITmedia]

 富士通は5月16日、製造業向け生産管理ERP製品「glovia G2」の新バージョンを発売した。従来のOracle Databaseに加えてMicrosoft SQL Server 2012にも対応し、SQL Serverのデータ分析機能をERPで利用できるようになった。

 またSQL Server Reporting Servicesに対応した「Glovia BI スターターキット for SQL Server」も提供する。27種類の販売分析レポートや18種類の売掛分析レポート、帳票出力サンプルなどが同梱され、導入後すぐに業務で活用できる。ポータル画面上にはアラート機能も搭載。例えば、ERP上のデータの分析から納期遅延を起こしている手配オーダーをリアルタイムに通知できるなど、業務上に対応スピードを早めることができるようになるという。

 価格は250万円から。2012年7月から出荷する。今後3年間で50億円の売り上げを見込む。

データ分析のイメージ画面

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