Windows 8の「Release Preview」公開 正式版搭載機は“順調にいけばホリデーシーズンに”

Microsoftが予定通りWindows 8の一般向けプレビュー版を公開した。順調にいけば約2カ月後にRTMになり、ホリデーシーズンにはメーカーからWindows 8搭載のPCやタブレットが登場する見込みだ。

» 2012年06月01日 06時51分 公開
[佐藤由紀子,ITmedia]

 米Microsoftは6月1日(現地時間)、次期OS「Windows 8」の「Release Preview」(RP)版を公開した。日本語を含む14カ国語版を特設ページからダウンロードできる。

 windows 8

 同社Windows担当社長のスティーブン・シノフスキー氏は公式ブログで、順調にいけばRPのフィードバックを反映させた「製品工程向けリリース(RTM)」を約2カ月後にOEMメーカーに提供し、ホリデーシーズン(11月末〜年末)にはWindows 8搭載端末が登場するだろうと語った。

 RPでは、2月末の公開公開初日に100万本ダウンロードされた一般向けプレビュー版「Consumer Preview」に寄せられた約1万8000のフィードバックなどに基づいて多数の修正や機能追加が行われた。修正点の幾つかを以下に紹介する。

 Microsoftはアップグレードキャンペーン「Windows Upgrade Offer」も開始する。2012年6月2日〜2013年1月31日に正規のWindows 7搭載端末(PCおよびタブレット)を購入したユーザーは、キャンペーン期間中に「Windows 8 Pro」を割引価格(米国では14.99ドル)で購入できる。Windows 8 Proの公式価格はまだ公表されていない。

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