6月のMicrosoft月例セキュリティ情報は7件、WindowsやIEの脆弱性に対処

Microsoftは日本時間の6月13日に月例セキュリティ情報を公開する。7件のうち3件が「緊急」レベル。

» 2012年06月08日 06時53分 公開
[鈴木聖子,ITmedia]

 米Microsoftは、7件の月例セキュリティ情報を米国時間6月12日(日本時間13日)に公開し、WindowsやInternet Explorer(IE)などに存在する計25件の脆弱性に対処する。7日の事前通知で明らかにした。

 6月の月例セキュリティ情報はWindows、IE、Visual Basic for Applications、Dynamics AX、.NET Frameworkの各製品が対象となる。このうちWindowsとIE、.NET Frameworkを対象とする3件が、Microsoftの4段階評価で深刻度が最も高い「緊急」と分類され、残る4件は上から2番目に高い「重要」と分類されている。

 緊急レベルの3件のうち、IEの更新プログラムではIE 6〜IE 9までの全バージョンに影響を及ぼす深刻な脆弱性に対処する。また、Windowsの更新プログラムで対処する脆弱性は、Windows Server 2003/2008、Windows 7、Windows Server 2008 R2が特に深刻な影響を受ける。.NET Frameworkの更新プログラムで対処する脆弱性もサポート対象の全Windowsが深刻な影響を受ける。

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