電力計測ソリューションを12万円から 大塚商会

中小企業向けに電子機器や照明器具の使用電力量を測定するツールを大塚商会が発売した。

» 2012年06月19日 14時54分 公開
[ITmedia]

 大塚商会は6月19日、電子機器の使用電力量を計測するパッケージ製品「電力の見える化スターターパック」を発売した。コンセントで接続使用する電子機器4台分のスマートコンセント「スティング」と、管理用PCに接続するUSB型コントローラ「スティック」から構成され、価格は12万円(税別)。スティングは追加購入が可能で、1個あたり1万4000円。

 新製品は、主に中小企業における使用電力の可視化を支援するもの。ユーザーは電力を計測したいPCやプリンタなどの電子機器にスティングを設置することで、自動的にデータを収集できる。スティングで収集したデータは無線を通じて親機のスティングに送られ、そこからスティックを接続した管理用PCに転送、専用アプリケーション(Webサービス)上でデータを閲覧できる。スティックとスティング親機の通信距離は5メートル、親機と子機の距離は10メートルである。

 併せて、大塚商会は照明器具の電力計測製品「ステルス」も発売。使用電力の測定に加えて、管理用PCから照明のオン/オフ操作が可能だ。価格は、親機が1個あたり1万7000円、子機が1万4000円で、設置工事費が別途必要となる。

 電力の見える化スターターパックの販売目標は、1年間で1500社としている。

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