iPadから職場のWindows PCをリモート操作――大塚商会が新サービス

大塚商会のPC遠隔操作ソリューションがiPadに対応。ユーザーはiPadから職場などのWindows PCを起動し、遠隔操作できるようになるという。

» 2011年11月09日 19時00分 公開
[本宮学,ITmedia]

 大塚商会は11月9日、モバイルアクセスソリューション「オフィストンネリングキット」を12月初旬からiPadに対応させると発表した。ユーザーは同ソリューションで提供されるデジタル証明書をiPadに導入すれば、iPadから職場のWindows PCを起動し、遠隔操作できるようになるという。

photophoto iPadからの利用イメージ(画像=左)、ファンクションキーにも対応(画像=右)
photo オフィストンネリングキットの概要

 オフィストンネリングキットは、米IntelのクライアントPC管理技術「インテル vPro テクノロジー」を搭載したWindows PCと、専用のUSB認証キーの組み合わせで、PCの遠隔操作を可能にする製品。ユーザーは任意のPCにUSB認証キーを挿入するだけで、職場のPCと同じ環境で作業できるという。

 今回のアップデートにより、USB認証キーに入っているものと同じデジタル証明書をiPadに導入することで、iPadからもPCにリモートアクセスできるようにした。認証基盤としてID・パスワードによるログイン認証のほか、PKI認証(電子証明書と暗号化による身元証明)を実装しており、なりすましなどによる不正アクセスを排除した安全なリモートアクセスができるとしている。

 初代iPadおよびiPad 2で利用できる。対応OSはiOS 4.3で、iOS 5には未対応。

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