富士通および富士通ミッションクリティカルシステムズは、オンプレミス型のビッグデータソリューションを発売した。
富士通および富士通ミッションクリティカルシステムズは7月10日、オンプレミス型のビッグデータシステム「Enterprise Big Data Analysis」を販売開始した。月額180万円(税別)から。
新製品は、ビッグデータ活用に必要なソフトウェアとシステム構築、運用、保守などを統合したソリューション。ビッグデータの分析処理やストリーミング処理など顧客の利用シーンごとに最適化したモデルを月額サービスで提供する。これにより、要件確認から3〜4カ月かかるシステム開発を最短1週間に短縮でき、システム開発にかかる初期コストを含め全体で約5分の1に抑えることができるという。
同ソリューションのコア部分には、富士通のビッグデータ対応ソフトウェア製品群「Big Data Platform」「Big Data Middleware」を組込んでいる。
今後、ビッグデータの収集や蓄積、統計分析、予測分析を行う「分析処理モデル」、既存システムのバッチ処理をオフロードする「バッチ処理モデル」、センサーデータなど大量に発生するストリーム型データの分析と制御を行う「ストリームデータ処理モデル」の3つのモデルを順次提供していく。
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