フォーティネット、セキュリティアプライアンス3製品を同時発表

管理や分析、メールセキュリティのアプライアンスの新製品を発表。従来製品に比べて大幅な性能の向上を図った。

» 2012年08月28日 12時52分 公開
[ITmedia]

 フォーティネットジャパンは8月28日、セキュリティアプライアンスの新製品となる管理向けの「FortiManager-200D」、イベント分析の「FortiAnalyzer-200D」、メールセキュリティの「FortiMail-200D」を発表した。

 FortiManager-200Dは、同社のセキュリティ基盤の管理・制御のためのアプライアンス。最大で30台までの機器をサポートし、仮想的な管理ドメインや仮想UTM機能に対しても統一的なポリシーを適用できる。また定義ファイルなどのセキュリティコンテンツをローカルにホストし、管理対象へのアップデートをきめ細かく管理できるようにした。

 FortiAnalyzer-200Dはネットワークのログ出力や分析、レポート機能を搭載する。同機ではログ処理の性能を1秒当たり350に高めたほか、最大で150台の機器をサポート。組織のセキュリティイベントやアーカイブしたコンテンツ、脆弱性の評価を1つの「ビュー」として一括作成できるようにした。

 FortiMail-200Dでは1時間に処理できるメッセージ件数を17万以上に高めたほか、拡張IPv6のサポートやアイデンティティベースによる暗号化などをサポートする。

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