同時接続数が3倍増でも安定のクラウド型eラーニングを提供 STI

システム・テクノロジー・アイがクラウド型eラーニングサービスを開始する。IBMのLinuxサーバを活用することにより、少ないコストで高いパフォーマンスを実現した。

» 2012年09月24日 16時52分 公開
[ITmedia]

 システム・テクノロジー・アイ(STI)は9月24日、同時接続ユーザー数が3倍に増えても安定したサービスが受けられるというクラウド型eラーニングサービス「iStudy Dynamic Cloud EE」を11月25日から提供すると発表した。サービスの提供基盤に日本IBMのLinuxサーバ「IBM PowerLinux」を採用したことで、安定性や高い性能を実現したという。

 iStudy Dynamic Cloud EEは、392社の採用実績がある同社のクラウド型ラーニングプラットフォーム「iStudy Cloud」を強化して提供するもの。2台のIBM PowerLinux 7R2をサービス基盤に用い、PowerVM for PowerLinuxでサーバを仮想化して運用する。これにより、サーバリソースを従来の3分の1に削減しつつ、同時接続数を3倍、パフォーマンスを10倍に向上させた。利用企業ではeラーニング受講者が集中しても柔軟に対応できるようになるという。

 同サービスでは利用ユーザー数が100〜1000人を対象としており、利用価格は1ユーザー当たり3800円から。1000人以上の場合は応相談となる。

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