SAP、企業向けソーシャルツールをリリース

業務アプリケーションにソーシャル機能を組み込む「Jam」と、ソーシャル連携のための「Social OnDemand」を発表した。

» 2012年11月19日 14時41分 公開
[ITmedia]

 SAPジャパンは11月19日、企業向けソーシャル製品「SAP Jam」と「SAP Social OnDemand」を発表した。業務アプリケーションにソーシャル機能を組み込んだり、外部のソーシャルサービスと連携させたりできるようになるという。

 SAP Jamでは営業や財務、人事などの業務部門をユーザー対象に、リアルタイムなコラボレーションを可能にするという。以前から提供するSNS機能の「SuccessFactors Jam」と、ワークフローや問題解決の対応を支援する「SAP StreamWork」を統合し、新機能を追加した。

 SAP Social OnDemandではソーシャルメディアサービスと連携して、顧客がソーシャル上で発した自社に関する情報を集めたり、企業が顧客とやり取りしたりするのを支援する。ソーシャル上の情報を分析するなどによって、戦略的な顧客関係管理(CRM)の実施やマーケティング施策の展開が可能になるとしている。

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