NEC、「東京第三データセンター」でサービス開始

NECはクラウドサービス拠点となる最新鋭データセンターの稼働を開始した。

» 2012年12月03日 13時55分 公開
[ITmedia]

 NECは12月3日、首都圏地区で建設を進めてきた「NEC東京第三データセンター」でのサービス提供を開始したと発表した。企業向けにクラウドサービスを提供するための新拠点に位置付ける。

 新センターではクラウド基盤に同社の「RIACUBE-V」を用意する。企業のクラウド環境利用に対応するほか、同社の各種業務やビッグデータの分析などアプリケーションをRIACUBE-V上に搭載して、SaaSとして提供する予定という。

 また、サービス受託会社の内部統制に関する国際保証業務基準「ISAE3402」、米国保証業務基準「SSAE16」に準拠した受託業務(設備管理、入退室管理、システム運用など)の内部統制保証報告書を取得する予定で、企業は報告書を活用して自社の内部統制対応業務の効率化を図れるようになるとしている。

 IT機器では「Express5800/SIGMABLADE」サーバや「iStorage Mシリーズ」「HSシリーズ」などのストレージ、OpenFlow技術を採用した「UNIVERGE PFシリーズ」によるネットワークなどを構築している。

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