PureFlex SystemやFlex Systemを基盤にしてデスクトップクラウド環境を実現するアーキテクチャを日本IBMが発表した。
日本IBMは2月22日、垂直統合型システム「IBM PureFlex System」や次世代ブレードサーバ「IBM Flex System」を基盤としてデスクトップクラウド環境を構築するためのアーキテクチャ「IBM SmarterCloud Desktop Infrastructure」を発表した。同日よりIBMのWebサイトで提供する。
SmarterCloud Desktop Infrastructureは、PureFlex SystemやFlex Systemの検証済み推奨アーキテクチャで、これらの基盤と、VMwareの「VMware View」、Virtual Bridgesの「VERDE」、Citrixの「Citrix XenDesktop」といったデスクトップ仮想化ソフトウェアのいずれかと組み合わせることで利用できる。
マネージドサービスプロバイダー(MSP)が提供するクラウドサービスを迅速に展開するための推奨アーキテクチャ「IBM PureFlex System and Flex System Managed Service Provider Editions」も併せて提供する。これは、MSPがシステム監視やデータバックアップなどのサービスメニューを迅速に展開するために、PureFlex System やFlex Systemとソフトウェアを組み合わせたもの。インフラの検討や設計に要する時間を削減し、セットアップ時間も66%短縮できるという。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.