大鵬薬品、MR700人のタブレットにデスクトップクラウド基盤を導入

大鵬薬品はMRが活用するタブレット端末に向けたデスクトップクラウド基盤を構築した。

» 2013年02月21日 12時23分 公開
[ITmedia]

 大鵬薬品工業は、同社の医薬情報担当者(MR)700人が活用するタブレット端末に向けたデスクトップクラウド基盤を構築した。システム構築を支援した日本IBMとCSIソリューションズが2月21日に発表した。

 大鵬薬品ではMRが効率的な営業活動をするためにタブレット端末を配布しており、さらなる端末のセキュリティ強化を検討していた。そこで日本IBMの次世代ブレードサーバ「IBM Flex System x240コンピュート・ノード」7台、ストレージ「IBM Storwize V7000」、VMwareのデスクトップ仮想化ソフトウェア「VMware View」を組み合わせてデスクトップクラウド基盤を構築した。

 これにより、大鵬薬品のMRは個々のタブレット端末の環境ではなく、デスクトップクラウド環境で医療情報などを医師へ提供できるようになったほか、社外で専門知識向上のためのeラーニング受講や、日報入力を行えるようになった。

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