日立、小売業向けに「流通分析ソリューション」を提供

商品分析と顧客分析、ソーシャルメディア連携の3つのシステムを提供。「データ・アナリティクス・マイスター」による活用支援サービスも利用できる。

» 2013年03月01日 15時07分 公開
[ITmedia]

 日立製作所は3月1日、小売業でのビックデータの利活用を支援する「流通分析ソリューション」を発表した。6月1日から順次提供を開始する。

 流通分析ソリューションは、「商品分析システム」「顧客分析システム」「ソーシャルメディア連携システム」の3メニューで構成される。商品分析システムでは売上や在庫数などのデータに加え、時間や分類などのさまざまな切り口でPOSデータを分析できるようにする。顧客分析システムでは購買商品の情報から会員の状況を把握し、さらには会員へのアプローチ施策の立案を支援するという。

 ソーシャルメディア連携システムは、POSデータとソーシャルネットワーク上の情報を組み合わせた分析ができるようになる。評判や市場、顧客の声を迅速に把握しつつ、予測した売れ筋商品の販売企画の立案などを支援するという。これらシステムの利用では同社のビッグデータ利活用の専門家「データ・アナリティクス・マイスター」によるデータ分析や戦略策定などの支援サービスも利用できる。

ソリューションイメージ

 販売開始日は、商品分析システムが6月1日、顧客分析システムとソーシャルメディア連携システムが9月2日。料金は個別見積りとなる。

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