NECがストレージ新製品、SANとNASの対応強化

SAN対応ストレージ「iStorage Mシリーズ」のNASオプション製品「と、エントリー向けNASシリーズの新製品「iStorage NS500Rd」を発売した。

» 2013年05月15日 17時56分 公開
[ITmedia]

 NECは5月15日、SAN対応ストレージ「iStorage Mシリーズ」をNASにも対応させることができるNASオプション製品「Nh4a」および「Nh8a」と、中堅企業向けNAS製品「iStorage NS500Rd」を発売した。

 iStorage Mシリーズは、新オプションによってマルチプロトコルに対応、さまざまな種類のデータをまとめて格納、管理するユニファイドストレージとして利用できるようになる。オプション製品のNh4aとNh8aの特長は、(1)SAN/NAS統合により効率的な運用を実現、(2)NASとして高可用、高拡張なシステム環境を実現、(3)世界最高性能のM700を接続可能――の3つとしている。

 同社によれば、サーバ仮想化やクラウドの急速な普及などを背景に、データの大容量化、複数の業務の集約化が進む中で、これらのデータの集約した保管、効率的な運用管理やストレージの高可用・高拡張や高性能化が求められている。Mシリーズと新オプションはこうした課題に応えるものだという。

 また、iStorage NS500Rdは、OSにWindows Storage Server 2012を搭載し、効率的な運用管理の実現や可用性を向上させた、中堅企業のファイルサーバ統合用途に適したモデルだ。

 希望小売価格は、Nh4aが272万8000円(税別)から、Nh8aが1091万4000円(同)から、iStorage NS500Rdが72万8000円(同)からとなっている。

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