日本HP、中小規模システム向けのサーバとネットワーク新製品を発表

専任のIT管理者が不在の企業でも手軽に導入や管理ができるというタワーサーバやレイヤ2スイッチなど5つの新製品を発表した。

» 2013年07月18日 12時05分 公開
[ITmedia]

 日本ヒューレット・パッカードは7月18日、中小規模システム向けとなるサーバおよびスイッチの新製品5モデルを発売した。タワー型や1Uラックマウント型のサーバやレイヤ2スイッチなどで、手軽に導入や管理ができるという。

HP ProLiant MicroServer Gen8

 新製品は、サーバがタワー型の「HP ProLiant MicroServer Gen8」とインテル Xeon プロセッサー E3 v3製品ファミリーを搭載した1Uラックマウント型「HP ProLiant DL320e Gen8 v2」およびタワー型「HP ProLiant ML310e Gen8 v2」、スイッチが1Gbpsポートを搭載するレイヤ2スイッチの「HP PS1810-8Gスイッチ」「HP PS1810-24Gスイッチ」となる。

 サーバ新製品は、専任管理者が不在という中小規模システムでの運用管理工数の削減を図る「自働サーバ」としての機能を強化したという。静音性やリモートからの電源のオン/オフが可能な操作性、最新ファームウェアやドライバの自動検索、一括アップデート支援、エージェントレス管理をいった点が特徴で、同社のサポートサービスなども活用できる。インテル Xeon プロセッサー E3 v3搭載モデルでは性能の向上に加え、コンパクト化を実現。DL320e Gen8 v2は、現行機に比べて約52パーセント軽量になり、42Uラックあたりで約370キロ軽くできるという。

 スイッチ新製品のうちHP PS1810-8Gは、HP ProLiant MicroServer Gen8との同時利用を想定した筐体デザインで設計しているといい、HP ProLiant MicroServer Gen8の上部や下部に設置できるコンパクト性を特徴にしている。

 製品価格はMicroServer Gen8が6万6150円から、ML310e Gen8 v2が15万3300円から、DL320e Gen8 v2が16万6950円から、PS1810-8Gスイッチが1万7850円、PS1810-24Gスイッチが3万8850円となる。

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