富士通、社会インフラ分野のSE会社を再編・統合を発表

10月1日付で「富士通アドバンストソリューションズ」と「富士通ミッションクリティカルシステムズ」が合併し、基盤構築から業種アプリケーション開発までワンストップで担う体制を構築する。

» 2013年08月19日 11時54分 公開
[ITmedia]

 富士通は8月19日、社会インフラ分野のSE子会社の「富士通アドバンストソリューションズ」と「富士通ミッションクリティカルシステムズ」を10月1日付で再編・統合すると発表した。基盤構築から業種アプリケーション開発までワンストップで担うSE体制を構築するとしている。

 再編・統合では富士通アドバンストソリューションズを存続会社として、同社の商号を富士通ミッションクリティカルシステムズに変更。資本金は5億円で全額を富士通が出資する。人員規模は約2050人。2013年度の目標売上高は約630億円としている。

 さらに、新会社の100%出資子会社として官公庁向け事業とを中心と富士通パブリックソリューションズと金融機関向け事業を中心とする富士通アドバンストソリューションズ東海を配置。社会インフラ分野のSEグループを構成する。

再編・統合後の体制

 富士通は再編・統合による効果として、(1)サービスのワンストップ提供、(2)高品質・高信頼なシステムの開発・提供、(3)ソリューション創出力の強化――を挙げている。

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