KHネオケム、クラウドサービスの活用でITインフラの早期構築を実現導入事例

共通IT基盤サービスやハウジングサービスなどNECのクラウドサービスおよび各種サービスを活用し、ITインフラの早期構築を実現した。

» 2013年09月17日 18時11分 公開
[ITmedia]

 基礎化学品や機能性材料、電子材料の研究・製造・販売を行うKHネオケムは、NECのクラウドサービスを始めとする各種サービスを活用し、ITインフラの早期構築を実現した。NECが9月17日、発表した。

 KHネオケムは2011年3月末に協和発酵キリングループから独立。これに伴い、従来はグループ内で共同利用していたITインフラを独自に構築する必要が生じた。また、少人数でITインフラを運用することが求められていたという。

 このため同社は、NECグループのクラウドサービス(IaaS、SaaS)やハウジングサービス、PC-LCMサービスなどを組み合わせて導入し、ITインフラの早期構築を実現した。NECがITインフラの運用を担うことで、KHネオケムでは少人数の効率的な運用を実現したという。KHネオケムが構築したITインフラは、2012年7月から順次稼働を開始し、8月にサービスの全面展開を開始している。

 KHネオケムが採用した主なサービスは、共通IT基盤サービス「RIACUBE-V」、SaaS型グループウェア「OfficeForce」、基幹システムが動作するサーバをNECのデータセンターに設置して運用監視を行うハウジングサービスなど。KHネオケムの本社や支店、工場、NECのデータセンターなどを仮想ネットワークで結ぶインターネットVPNの「Clovernet」やKHネオケムが利用する約600台のPCについて、初期設定・資産管理・ヘルプデスク・保守などを一括で行うPC-LCMサービス「IT資産管理BPOサービス」も導入した。

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