日本オラクル、モバイル対応を強化した「Oracle WebCenter」最新版をリリース

「Oracle WebCenter」の最新版ではモバイルアプリやBYODへの対応、また、モバイル向けポータルやWebサイトの構築ツールを強化している。

» 2013年09月18日 12時57分 公開
[ITmedia]

 日本オラクルは9月18日、Webサイト管理やエンタープライズコンテンツ管理のためのソフトウェア群「Oracle WebCenter」の最新版の提供を開始した。モバイル対応を強化し、チャネルマーケティングの展開支援や業務生産性の向上を支援するという。

 Oracle WebCenterは、Webサイト上の体験管理、ドキュメントおよび動画像ファイルなどのコンテンツ管理、企業ポータルの3つの用途に対応した3種の主要なコンポーネント「Oracle WebCenter Sites」「Oracle WebCenter Content」「「Oracle WebCenter Portal」で構成される。

 Oracle WebCenter Sitesでは一度作成したWebサイトをモバイル端末の環境に合わせて編集・展開・管理できる「Oracle WebCenter Sites Mobile Option」ツールを提供。Oracle WebCenter Contentではモバイル端末専用のアプリケーションを提供し、外出先からiOSやAndroid端末を使って業務ドキュメントへのアクセスを可能にする。

Oracle WebCenter Sitesのモバイル機能

 またOracle WebCenter PortalではデスクトップPCやモバイル端末ごとに最適化した専用ページをWebブラウザから一元的に作成できるようになった。テンプレートも用意され、モバイル環境に適した直感的なインタフェースを構成することができるとしている。

 製品価格(税別)はOracle WebCenter Sitesが217万4000円から、同Portalが271万7000円から、同Contentが375万円から。スイート版のOracle WebCenter Suite Plusが434万8000円からとなる。

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