足利銀行、113台のサーバを22台に統合へ導入事例

富士通の統合型システムを利用してサーバを集約する。

» 2013年12月12日 11時51分 公開
[ITmedia]

 足利銀行は、2014年1月から行内に分散している113台のサーバを22台に集約する取り組みをスタートさせる。そのための仮想化基盤の12月を完了する予定だ。これを支援する富士通が12月12日に発表した。

 サーバ集約は、同行の中期経営計画に基づくもので、経営のスリム化と経費削減と顧客サービスの継続を目的に、システム運用管理の効率化と監視の強化を図る。仮想化基盤には富士通の統合型システム「FUJITSU Integrated System Cloud Ready Blocks」を採用。システムの運用にも富士通のLCMサービスを導入する。

システムイメージ

 統合型システムは、富士通側で事前に構成や設定を行ってから納入され、7月の作業着手から約6カ月で構築を完了できる見込み。初期導入コストは約40%削減される。また、この基盤上にサーバを集約することで、稼働台数を80%削減し、消費電力も最大75%の削減が見込めるとしている。

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