NEC、Android 4.1タブレット「LifeTouch L」に法人向け新モデル

Android 4.1を搭載した10.1インチタブレット「LifeTouch L」に新モデル。従来モデルからバッテリー駆動時間を増やしたほか、無線LAN機能などを強化した。

» 2014年01月29日 14時59分 公開
[ITmedia]
photo 新型「LifeTouch L」

 NECは1月29日、Android 4.1を搭載した10.1インチタブレット「LifeTouch L」の法人向け新モデルを発売した。2012年に発売した一般向けモデルからバッテリー駆動時間を2時間増やして最長15時間としたほか、ビジネスシーンに合わせて無線LAN機能などを強化したという。実売想定価格は5万6300円。2月20日に出荷を開始する。

 新モデルは10.1インチ(1280×800ドット)のワイドIPS液晶ディスプレイを搭載し、有効画素数500万画素のアウトカメラと120万画素のインカメラを備える。サイズは264(幅)×184(高さ)×10.4(厚さ)ミリ、重量は約590グラムと、従来モデルからやや大きく重くなった。通信は無線LAN(IEEE802.11 a/b/g/n)とBluetooth。

 ビジネス向け新機能として、複数の無線アクセスポイント(AP)が混在している環境で事前に登録した許可済みAPのみに接続する「アクセスポイントホワイトリスト機能」、特に優先度の高いAPに接続する「アクセスポイント優先順位設定機能」、APの通信可能範囲を超えた際に次のAPに自動で切り替える「無線LANハンドオーバー機能」を搭載。通信時のセキュリティを高めるほか、室内移動時にも通信が途切れにくくなるとしている。

photo 無線LANハンドオーバー機能の概要

 このほか、1台の端末に対してユーザーごとに使用できるアプリを指定できる「マルチユーザー管理機能」や、テレビ会議時などにハウリングを低減するエコーキャンセル機能などを搭載。また、同社がユーザー用途に合わせて端末をカスタマイズした上で出荷するサービス「NEC Solution Tablets」にも対応している。

photo マルチユーザー管理機能の概要

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