トレンドマイクロ、標的型サイバー攻撃の早期対応体制の構築を支援へ

大手企業および中央省庁向けに、標的型サイバー攻撃の早期発見や迅速な対応にあたる組織体制の構築を支援するサービスを始める。

» 2014年04月07日 21時14分 公開
[ITmedia]

 トレンドマイクロは4月7日、大手企業や中央省庁向けに標的型サイバー攻撃の早期発見や迅速な対応にあたる組織体制の構築や運用を支援するサービスを開始した。標的型サイバー攻撃対策ソリューション全体で、今後1年間に15億円の売上を目指す。

 新サービスでは標的型サイバー攻撃などのセキュリティインシデント発生時に被害抑止の活動にあたる「CSIRT」や、セキュリティの脅威を監視や対応にあたる「セキュリティオペレーションセンター(SOC)」について、個々の組織の状況を踏まえたコンサルティングを通じて構築を支援する、また、構築したCSIRTやSOCが実行力を伴った組織として活用されるようにトレーニングや人材育成も行うとしている。

 大手企業や中央省庁では標的型サイバー攻撃のリスクが高く、SOCやCSIRTを組織内に構築するニーズが高まっているほか、組織内でセキュリティ対策を管理できる人材の育成が急務になっているという。

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