様々な種類のデータを一元的に管理できるユニファイドストレージの新モデルを発表した。
NECは4月15日、基幹システムやクラウド基盤向けユニファイドストレージの新製品「iStorage M5000」を発売した。25日に出荷を開始する。
新製品は、4台のコントローラや計8個の冗長電源の構成を採用して信頼性を高めた。万一の障害時でもストレージの読み書き処理性能を低下させることなくキャッシュに書き込みでき、基幹業務や仮想化統合基盤などのシステムでの利用に最適だという。
また、1次ストレージや遠隔地のストレージに同製品を設置することでレプリケーションによる遠隔バックアップ環境も構築できる。新製品ではキャッシュメモリを大容量化しており、転送処理が中断しても自動で処理を再開し、負荷に応じた継続的な転送処理が行える。
税別製品価格は2194万円から。NEC神奈川データセンターから提供する「NEC Cloud IaaS(ハイアベイラビリティ)」のサービス基盤としても利用されている。
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