不審なメールを自動検出、NTTソフトが標的型メール対策を強化

通常とは異なるメールを検知し、サンドボックスで添付ファイルやリンク先などを把握できるという。

» 2014年05月09日 12時59分 公開
[ITmedia]

 NTTソフトウェアは5月8日、セキュリティ対策製品「CipherCraft/Mail 標的型メール対策」の新バージョンを発売した。不審なメールの自動検出や標的型メール対策の訓練機能を強化している。

 不審メールの自動検出機能では、通常とは異なる経路・メールソフトから受信したメールや、アイコン偽装の実行形式ファイルが添付されたメール、本文中にURLや添付ファイルがあるメールについて、事前にサンドボックス環境でリンク先を確認したり添付ファイルを実行したりして解析。危険な場合は受信者に注意を喚起する。

 標的型メールの訓練機能では管理者が訓練メール作成画面から容易に訓練メールを作成し、受信者に対して繰り返し体験をさせることができるようになった。受信者に注意すべき攻撃手段の理解を促すことで危険意識を高められる。訓練通知に対して受信者の対応状況を集計し、対策強化に役立てられるという。

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