大塚製薬、1900台のWindows 8.1タブレットを導入

ノートPCとタブレットによるMRの“2台持ち”を一本化した。

» 2014年07月02日 11時00分 公開
[ITmedia]

 大塚製薬がMR(M医薬情報担当者)向けにWindows 8.1 Enterpriseを搭載するタブレット端末「Dell Venue 11 Pro」を1900台導入した。デルと日本マイクロソフトが7月2日に発表した。

 大塚製薬ではこれまでノートPCとタブレット端末の2つをMRに配備し、MRは業務報告や資料作成などにノートPC、医薬関係者との面談時の情報提供にタブレットと使い分けをしていた。今回は6月にタブレット端末の運用を更改するタイミングで、Dell Venue 11 Proに一本化したという。

 これにより、同社はMRが端末の使い分けを意識することなく、「人が考える」ことに今まで以上に集中して業務ができる環境が整備され、創造的な活動が実現できると期待しているという。Windows 8.1 Enterpriseの採用で導入・管理費用が約50%されたほか、盗難・紛失対策にはOS標準の暗号化機能「BitLocker」を活用する。

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