フランスベッド、新基幹システムの操作方法をeラーニングで提供IT導入・活用事例ニュース

フランスベッドは2015年春に予定している基幹システムの刷新に合わせて、その利用方法をeラーニングで提供する。

» 2014年09月24日 19時56分 公開
[ITmedia]

 フランスベッドは、2015年春に基幹システムの刷新を予定し、新システムの操作マニュアルの提供とトレーニングにeラーニングシステムを活用することにした。eラーニング用コンテンツ作成ツールとしてアシストが提供する「Dojo」を採用する。今回の導入についてアシストが9月24日に発表した。

 新システムのユーザーは全国で1000人に上り、稼働前にユーザー全員を対象とした操作研修が望まれていたが、情報システム部門の人的リソースや会場などのファシリティの観点からも現実的ではなかったという。こうした課題を解決するため、同社は新システム用のマニュアル提供とトレーニングにeラーニングシステムを活用し、コンテンツ作成ツールとして「Dojo」を導入した。

 「Dojo」は、Windows上で動くアプリケーションを実際に操作するだけで、操作マニュアルやシミュレーション教材、オート・デモンストレーションやeラーニング教材など、さまざまなコンテンツを自動で作成する。コンテンツはeラーニングコンテンツの標準規格であるSCORMに対応し、フランスベッドで導入済みのeラーニングシステムでも運用できる。

 フランスベッドは、「Dojo」の特定事象の逆引き、キーワード検索などを可能とする機能によって、受講時だけでなく、利用現場に即したマニュアルとして日々の業務を継続的に支援できると評価した。新システムに対応したeラーニングコンテンツは150項目で、フランスベッドでは新システムのカットオーバーまでに全てのコンテンツを完成させる見込みだ。

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