レッドハットは日本IBM出身の2人の新役員を迎え、エンタープライズ事業とサービス事業の拡大と顧客対応の充実を図る。
レッドハットは12月1日、新役員人事を発表した。常務執行役員 エンタープライズ営業統括本部長の高橋倫二氏と執行役員 サービス事業統括本部長の水橋久人氏が新たに経営陣に加わった。
両氏はともに日本IBMの出身。高橋氏はテクノロジーサービス事業部門の執行役員、西日本支社長歴任し、水橋氏はプロフェッショナル・サービス部長、Linux事業部長、ITサービスデリバリー理事、ITコンサルティング理事などを務めた。
レッドハットでは今回の経営体制増強の理由に、OSSを活用したクラウド、ビッグデータソリューションへの需要や、レガシーシステムからRed Hat Enterprise LinuxおよびRed Hat JBoss Middlewareへの大規模マイグレーション案件の増大を挙げている。今後はクラウド、モバイル、ビッグデータ分野で大手企業顧客や主要官公庁・政府公共機関に対するOSSソリューションの提案を強化していく。
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