「Windows 10」のテクニカルプレビュー更新 スタートメニューやメールを改善

Microsoftが「Windows 10」のテクニカルプレビューをビルド10061にアップデートし、メールやカレンダーアプリ、スタートメニュー、Continuumなどを改善した。

» 2015年04月23日 12時16分 公開
[佐藤由紀子ITmedia]

 米Microsoftは4月22日(現地時間)、次期OSのプレビュー「Windows 10 Technical Preview」のアップデート(ビルド10061)をリリースしたと発表した。

 Windows Insider Programの「Fast Ring」に参加しているユーザーは、Windows Updateで自動的にアップデートされる。「Slow Ring」に提供するかどうかは、Fast Ringユーザーからのフィードバックで判断するという。1つ前のビルド10049はSlow Ringには提供しなかった。

 win 10

 同ビルドで追加された主な新機能は以下の通り。

  • 新しいメールとカレンダーのアプリ
  • スタート、タスクバー、アクションセンターの改善(半透明になり、スタートメニューはサイズを変更できる)
 win 10 2 スタートメニュー
  • Continuum(キーボードの有無で入力UIが切り替わる機能)の改善
  • Task Viewのタスクバー上のアイコン、Task View上のウィンドウのアイコンやサムネイルのデザイン変更
  • MultiPoint ServicesのVirtual Desktopで無制限に仮想デスクトップを開ける
  • 前ビルドまでの、Hyper-Vが利用できないなどの多数のバグの修正

 Windows 10の正式版は、7月末にリリースされるとみられている。

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