電気自動車も手掛けるDaimlerが、Teslaが4月に発表したような家庭/商用大型バッテリーを9月に発売すると発表した。
独自動車大手Daimlerは6月9日(現地時間)、傘下のMercedes-Benzブランドの家庭/企業向け大型バッテリーを発表した。価格は発表されていないが、9月に発売する予定で予約を受け付けている。
米電気自動車(EV)のTesla Motorsも4月に大型バッテリー「Tesla Powerwall」を今夏発売の予定で発表した。
Daimlerの大型バッテリーは、Benzの「スマート」をはじめとする電気自動車向けのバッテリーを製造するDaimlerの完全子会社であるDeutsche ACCUMOTIVEが製造・販売する。
Teslaのバッテリーと同様のモジュール式のリチウムイオン電池で、発電電力量2.5kWhのモジュールを最高8個連結して20kWhのバッテリーとして使える。1つのモジュールのサイズは46.3×42.5×29.5センチで重さは28キロ。家庭用としては2モジュールでの使用を推奨している。右の写真は据え置きだが、Teslaのバッテリーのように壁にかけることもできるという。太陽光発電による電気を蓄電しておくこともできる。
TeslaはPowerwallの予約開始の1週間後、予約台数が3万8000台を超えたと発表した。
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