「Windows 10」で「Xbox Music」は「Groove」に名称変更

Microsoftは、これまで「Xbox Music」として提供してきた音楽サービスの名称をWindows 10から「Groove」に変更する。「Xbox Video」は「Movies & TV」になる。

» 2015年07月07日 07時30分 公開
[佐藤由紀子ITmedia]

 米Microsoftは7月6日(現地時間)、次期OS「Windows 10」の音楽サービスの名称を従来の「Xbox Music」から「Groove」(音楽用語では“ノリ”のような意味)に変更すると発表した。

 groove 0 Grooveのページは「Groove Music」となっているが正式名称は「Groove」になる

 Xbox MusicはMicrosoftが2012年10月に発表したクラウド音楽サービス。日本でも2013年12月にスタートした。Xbox Music Storeから楽曲をダウンロードできる他、日本では提供していないが、月額9.99ドルのストリーミングサービス「Xbox Music Pass」やOneDriveに保存した楽曲をマルチプラットフォームでストリーミングする機能もある。

 同社はこの名称変更の理由を「Grooveは人々が音楽で感じるものを表しており、Windows 10ユーザーがこのアプリで発見することをより直感的に示している」からとしている。

 Grooveは名称だけでなくユーザーインタフェースもやや改善される。

 groove 1 Grooveの画面。アーティストはジェイソン・デルーロ

 Grooveへの変更は、テクニカルプレビューの次の「Fast」アップデートで実施される(ビルドのバージョンはまだ不明)。現在「ミュージック」となっているアプリ名が「Groove」に変更されるようだ。

 Xbox Music Passも名称がGroove Music Passになるが、価格や機能は従来と変わらず、Xbox Music Passのユーザーは手続きなしで移行できる。

 Xbox Videoの名称は「Movies & TV」になる。Windows 10のプレビューでは既に動画アプリが「映画とテレビ」になっている。このアプリから、Windows Store上の映画やテレビ番組を購入あるいはレンタルできるようになる見込み。

 groove 2 「Xbox Video」は「Movies & TV」になる

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