Microsoftが1月に発表した拡張現実HMD「HoloLens」の発売は来年中になると、サティア・ナデラCEOがBBCのインタビューで語った。最初のモデルは開発者と企業向けで、プロジェクトは“5年越し”という。
米Microsoftが1月に発表した「Windows 10」搭載ヘッドマウントディスプレイ(HMD)「HoloLens」の発売は来年中になる──。サティア・ナデラCEOが英BBCのインタビューでそう語った。
HoloLensは、同社のホログラフィック技術「Windows Holographic」を採用するHMD。3D映像を現実空間に重ねるAR(拡張現実)機能により、空間に表示したホログラムのWindowsアプリを操作したり、Skypeで通話したり、ゲームを楽しんだりできる。
ナデラ氏はインタビューで、HoloLensの開発者向けモデルを「来年中」にリリースすると語った。同氏はまた、最初のモデルは開発者と企業での利用にフォーカスしたものになり、これは5年越しのプロジェクトになると説明した。
既にNASAやAutodesk、UnityなどがHoloLensのプロジェクトを進めているが、一般ユーザーが入手できるようになるには、まだ少し時間がかかるようだ。
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