9月に3年半ぶりに新モデルが発表されるとうわさの「Apple TV」は、2014年の米国におけるストリーミング端末販売ランキングで2013年の2位から4位にランクダウンした。2013年にはGoogleの「Chromecast」が、2014年にはAmazonの「Fire TV」および「Fire TV Stick」が発売されている。
9月に3年半ぶりに新モデルが発表されるとうわさの米Appleの「Apple TV」は、米国での2014年のストリーミング端末販売ランキングで前年よりランクダウンし、4位だった──。米調査会社Parks Associatesが8月20日(現地時間)、このような調査結果を発表した。
1位は米Rokuの「Roku 3」(シェア34%)、2位は米Googleの「Chromecast」(シェア23%)、3位は米Amazon.comの「Fire TV」および「Fire TV Stick」(2モデルをまとめている)だった。
Chromecastは2013年に、Fire TVは2014年に米国で発売された。2012年からの米国の市場シェアは以下の通り(2014年のデータは同年のホリデーシーズン前のもの)。
Parks Associatesによると、米国で少なくとも1種類のストリーム端末を使っているのは、ブロードバンドが利用可能な世帯の約28%にすぎないという。
2012年から首位を守っているRokuは、ストリーミング端末は約100ドルで、音声での操作が可能なリモコンが付いており、HBOやNetflix、Huluなどを含む100以上のコンテンツが利用可能だ。
9月に発表されるとうわさのApple TVは、iOS 9を搭載してSiriに対応し、リモコンも新しくなると予想されているが、独自の動画ストリーミングサービスの発表は先送りされるとみられている。
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