いたずらや改ざんの多発で今年5月に閉鎖されたユーザー参加のGoogleマップ改善サービス「Googleマップメーカー」が米国など45カ国で再開された。レビューボランティア「Regional Lead」が決まった国からということで、日本はまだだ。
米Googleは8月24日(現地時間)、度重なるいたずらや改ざんで5月に閉鎖に追い込まれたユーザー参加の地図改善サービス「Googleマップメーカー」を45カ国で再開したと発表した。
日本はまだ再開していない。Googleは、十分な数の「Regional Lead」が決まったら他の国々でも順次再開していくとしている。
Regional Leadとは、これまでGoogleのアルゴリズムと従業員が担当してきたユーザーによるマップ編集結果のレビューを担当する地域ボランティアだ。日本ではまだRegional Lead志願者が足りないようだ。Regional Leadにはこちらから応募できる。
どの国でマップメーカーが再開されたかは、マップメーカーのページに表示される「Welcome back!」ウィンドウに国名を入力して「IS MAP MAKER OPEN?」をクリックすることで確認できる。
まだ再開していない国の告知にはRegional Lead応募ボタンが表示される。
再開した国を入力した場合は以下のように、新機能を説明するウィンドウが表示される。
ポリゴン編集機能の終了はテンポラリーなものだとしている。マップメーカー閉鎖のきっかけの1つになったいたずらでは、地図上にポリゴン編集を使ってリンゴに放尿するドロイド(Androidのマスコット)の絵が描かれたことだった。
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