YouTubeで1万人以上のフォロワーを持つクリエイターは、AndroidおよびiOS版アプリからライブストリーミングを配信できるようになった。また、ユーザーは新しい“投げ銭”機能「Super Chat」で、ライブ視聴中に自分のメッセージを目立たせられるようになった。
米Google傘下のYouTubeは2月7日(現地時間)、モバイル版公式アプリでのライブ配信と「Super Chat」機能の提供を開始したと発表した。いずれも発表済みの機能で、ようやく一部のユーザーが利用できるようになる。
モバイル版アプリでのライブ配信は、まずはフォロワーが1万人以上のクリエイターのみ利用可能になる。他のクリエイターも“間もなく”利用できるようになるとしている。
ライブストリーミングが可能になると、YouTubeアプリの画面右下の赤いビデオカメラボタンをタップすると動画アップロードと動画ストリーミングのいずれかを選ぶ画面になり、ここで右側の「GO LIVE」ボタンをタップすることでストリーミングを開始できる。
Super Chatは、ライブの視聴者がチャットストリームで自分のメッセージを目立たせるために権利を購入する機能。日本を含む20カ国で利用できるようになった。
チャット欄の「$」マークをクリックし、Super Chatを購入してコメントすると、文字がハイライトされ、一定時間(最大5時間)ティッカー内で固定表示する。
Super Chatの価格は100〜5万円。金額によってハイライトの色と表示文字数、ティッカー内での固定表示の時間が変わる。100〜199円では投げ銭したことだけが表示され、メッセージが表示されるのは200円から。1万円以上だとハイライトが赤くなり、最高額の5万円で350文字のメッセージを5時間ティッカー内に固定できる。
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